SERVICE

見えないリスクを、数字に変える
 Turn invisible risks into numbers.

MPX-ETRM

MPX-ETRM

サービスの概要

電気事業者が抱える課題

  • 女性のイメージ

    発電事業者や小売電気事業者は販売側/調達側ともに価格変動リスク(卸電力価格・燃料価格)を抱えるが、ポートフォリオが複雑化すると、それらの収支への影響を可視化することは容易ではない

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MPX-ETRMによるソリューション

自社の販売・調達契約の情報を一度入力すれば、ポートフォリオ全体のNet Exposure1
EaR2(収支の振れ幅)などのリスク指標の迅速な可視化が可能に

MPX-ETRM ソリューション イメージ図

1. 各インデックス(日本卸電力取引所・スポット市場価格、全日本通関LNG/石炭/原油価格(JLC/J-Coal/JCC)等)の内、価格変動リスクに晒されている量を表す指標
2. Earnings at Riskの略

サービスの特長

  1. 01

    最新の電力業界動向にも適合したリスク評価(以下例示)

    米国産LNGの輸入拡大
    • 米国産LNGの輸入拡大
    • 近年、日本企業による米国産LNGの長期契約締結が増加1しており、国内でも燃料調整項にHH(ヘンリーハブ)価格2を加えた電力相対取引も増加3しているところ

    • MPX-ETRMではHHを含む多様な燃料価格指標(JKM4、NEWC5等)の価格変動リスクを評価することが可能

      1. 日本経済新聞「JERA、米テキサス州産LNG年200万トン購入へ 1000億円規模」(2025年5月29日)
      2. 米国の天然ガス価格の代表的な指標。NYMEXで取引される天然ガス先物価格の基準値
      3. 電気新聞「中部電力ミライズ、燃調に米ガス指標反映/特高・高圧料金見直し」(2025年12月1日)
      4. 北東アジアのスポットLNG価格指標
      5. 豪州炭スポット価格指標

      ※ただし、データの使用権限の都合上、全日本通関価格以外のインデックス(HH、JKM、NEWC等)の価格実績データはお客様にてご用意いただく必要

    国内政策動向
    • 国内政策動向
    • 直近では資源エネルギー庁の審議会では小売電気事業者の量的な供給力確保義務1や中長期取引市場2の創設について議論されているところ

    • 今後、特に今まで市場調達が中心であった小売電気事業者は調達ポートフォリオの多様化・複雑化が進む可能性があるが、MPX-ETRMではそのような変化への対応も可能
      1,2. 電気新聞「[改革の先に 制度設計の論点](1)小売りの規律/中長期取引市場」(2025年9月8日)

  2. 02

    個別アセットの
    特性の反映
    (以下例示。なお、基本モジュールとは別に追加オプションのご契約が必要)

    火力プラント
    • 火力プラント
    • 各発電所のスペック(出力、発電効率、最低運転/停止時間、起動費等)を考慮しつつ、発電所が最適運用した場合、電力スポット市場価格/燃料価格の変動に対し、発電所の収益がどの程度変動しうるか評価することが可能

    再エネ
    • 再エネ
    • 市場価格の不確実性に加え、発電量の不確実性・市場価格と発電量の相関を考慮し、再エネ電源の収益を評価

    蓄電池併設
    • 通変型契約
    • 通変型契約(通告変更権の行使期限が期近に設定されている卸契約)につき、電力スポット市場価格の不確実性を踏まえつつ、通変型契約の行使量を最適化した場合の経済価値を評価することが可能

  3. 03

    省力化

    省力化
    • 電力価格や各燃料価格などの最新価格データは自動的にインポート

    • エクセル等によるリスク管理に比べ、現場担当者の工数を大幅に削減

よくある質問

どのようなアウトプット(チャート・データ)が取得できますか?

ポジション、エクスポージャー、キャッシュフロー(売上・費用)、平均単価、時価評価額、EaRなどを出力できます。すべてCSV形式でダウンロード可能なため、Excel等を用いて社内レポート形式に自由に加工できます。

卸調達や小売契約だけでなく、電源(火力・蓄電池・太陽光)もポートフォリオに組み込めますか?

可能です。お客様のポートフォリオに応じて追加モジュールを連携することで対応できます。火力発電所や蓄電池、常時バックアップをはじめとした通告変更権(スイング・オプション)などが持つ取引柔軟性の価値に加え、太陽光などの自然変動電源特有のリスク(天候による発電量の不確実性、発電量と市場価格の相関)も考慮したリスク評価が可能です。

現物取引だけでなく、先物取引にも対応していますか?

対応しています。ポートフォリオ全体のEaR(Earnings at Risk)算定に加え、先物ポジションを一定期間保有した場合の損失額を評価するVaR(Value at Risk)分析にも対応しています。

旧一般電気事業者が提供する燃調以外の自社独自の燃調には対応できますか?

対応可能です。全日本通関価格に限らず、Henry Hub(HH)やJKM、NEWCなどの燃料価格インデックス連動など、柔軟な設定が可能です。

何年先までリスクを計測できますか?

フォワード価格が存在する期間であれば、年数に制限なく計測可能です。

システムへのデータ入力が煩雑そうですが、連携方法は選べますか?

CSVアップロードまたはAPI連携からお選びいただけます。ExcelをインターフェースとしたAPI連携用のサンプルツールもご提供しています。

導入に必要な時間と準備はどの程度ですか?

お客様側で特別な事前準備は必要ありません。当社が専用のクラウド環境を用意するため、WebブラウザからID・パスワードでログインするだけですぐにご利用いただけます。通常、約2カ月の短期間でセットアップから本導入まで完了します。セットアップ期間中は、ポートフォリオデータの登録や操作習熟まで当社がサポートします。

トライアルは提供していますか?

提供しています。お客様専用の環境で、実際の操作感や分析機能をご確認いただけるトライアルをご提供しています。詳細はお問い合わせください。

導入企業

発電事業者から小売電気事業者まで幅広い事業者が導入し、リスク管理の高度化に活用
(ここでは、掲載許可を得た一部のお客様をご紹介)

株式会社JERA Cross
アストマックス株式会社
伊藤忠エネクス株式会社
中国電力株式会社
株式会社東急パワーサプライ
東邦ガス株式会社